ライトハウス編集部スタッフが、日本の大学を訪問。キャンパスを案内していただきました!
今回訪れたのは、東京都は池袋から徒歩10分のところにキャンパスを構える立教大学。
創立当時から残る、雰囲気満点の校舎と、最新の設備をそろえた近代的な校舎が共存する、日本の高校生にも大変人気の高い大学です。
(取材協力:立教大学 / 訪問日:2023年2月某日)
◎ 立教大学
▶ 東京都豊島区西池袋3-34-1
▶ 立教大学 Webサイト:https://www.rikkyo.ac.jp/
案内してくれたのは…
立教大学・国際化推進機構の大竹秀和さん
本館(1号館/モリス館)
まずこちらが、立教大学といえば誰もが思い浮かべる本館(1号館/モリス館)。この本館と、向かって左のメーザーライブラリー/立教学院展示館、向かって右のチャペル、そして本館を抜けたところにある第一食堂が、立教がこの池袋に移転したときからある、由緒ある建物なのだとか。
こちらが本館の中。教室も木張りの床・木の机と、古くからの趣を残した作りになっています。卒業生のイベントなどでも、この本館を使いたいという希望が多いのだとか。納得です!
立教大学キャンパスの「4丁目」
本館を抜けて向こうに第一食堂が見えるこの一帯は「4丁目」と呼ばれているのだとか。由来は「銀座4丁目のように人が溢れているから?」と言われているのだとか。面白いですね!
図書館
こちらは図書館。関東ではトップクラスの約200万冊という蔵書数を誇り、ミーティングができる個室スペースも設けられています。
地下2階から地上3階までの5層になっているこの図書館、地上階は上の階になるほど静かになる、というコンセプトなのだとか。上の階に行くと本当にシーンとしていて、歩くのも緊張するような空間でした。
すぐ外にはタリーズコーヒーが入っていて、図書館の中にもペットボトルやフタのある飲み物を飲みながら過ごせるスペースもあるのだとか。学生がより心地よく過ごせるような環境づくりがされていました。
8号館
こちらは大規模なコンピュータ教室などが入る8号館。立教大学では自由に利用できるラップトップコンピュータを1000台程度保持していて、自分のコンピュータを持っていなくても不自由のないように準備されているそうです。
第一食堂
こちらは、1号館と並んで学内外からも人気の高い第一食堂。まるで映画『ハリー・ポッター』シリーズのホグワーツ魔法学校の食堂? 石造りの床と木のテーブル・椅子は洋館のような雰囲気抜群で、学生はもちろん、卒業生やオープンキャンパスに訪れた高校生もこぞって利用するのだとか。
訪れた時は春休みで食堂は営業していませんでしたが、学期中は一般にも開放していて、学外の利用者も多いのだそうです。
本当に、『ハリー・ポッター』のホグワーツの食堂を彷彿とさせますね!
15号館/マキムホール
国際関係の部署が入っている15号館/マキムホール。多くの留学生が集まるラウンジや、 派遣留学や海外からの留学生受入を担当する部署もここに入っていて、留学生はもちろん、留学や国際交流に興味のある学生が多く出入りする建物だそうです。
こちらがこの15号館/マキムホールに入るラウンジ。訪れた日も、何人かの留学生と思しき学生たちが勉強に励んでいました。
多様性を受け入れる体制も
「祈りの部屋」と称する施設を15号館/マキムホールには設置しています。主な利用者はイスラム圏からの留学生を想定していますが、特定の宗教に限定せず利用は可能とのことです。
また、こちらはウィリアムズホールに入る「東京ハラルデリ&カフェ」。ムスリムの人たちが安心して食べられるハラルフードを提供するレストランは日本でも増えているそうですが、立教大学の中にも、そんなハラルフードを提供するデリ&カフェが入っていました。
キャンパス内には木々もたくさんあり、ゆったりとした雰囲気。とはいえ大きすぎるわけでもなく各建物へのアクセスも良好。
次回はこの木々がライトアップされるクリスマスのシーズンにも訪れてみたいです!
案内いただいた大竹さん、ありがとうございました!